同じ家なのに君は遠い
優しい手。

「でも」

低い声。

「もう遠慮しねぇから」

その瞬間。

天音の思考が止まる。

「……え」

遥斗は耳元で小さく笑った。

「覚悟しとけ」

その言葉に、天音は真っ赤になった。

遥斗はそんな反応を見て満足そうに目を細める。
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