同じ家なのに君は遠い
「み、見てないです」

「嘘」

即答。

遥斗は少しだけ笑った。

そのあと、ごく自然に天音の髪へ触れる。

「……乾いてねぇじゃん」

「え?」

「風邪引くぞ」

そう言いながら、遥斗は近くに置いてあったタオルを取った。

そして。
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