同じ家なのに君は遠い
「……傘、忘れて」


言うと、遥斗は呆れたみたいに小さく息を吐いた。


「朝言っただろ」


「ご、ごめんなさい……」


反射的に謝ると、遥斗は少しだけ眉を寄せる。


「別に怒ってない」
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