同じ家なのに君は遠い
昨日、雨に濡れたせいかもしれない。


遥斗が傘を傾けてくれていたとはいえ、風が強かったから制服の袖は結構濡れていた。


天音は小さく息を吐く。


(大丈夫……だよね)


でも立ち上がった瞬間、くらりと視界が揺れた。
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