同じ家なのに君は遠い
放課後。
天音は昇降口で靴を履き替えながら、小さく息を吐いた。
今日一日、ずっと落ち着かなかった。
遥斗を見るたび、昼のやり取りを思い出してしまう。
『彼女?』
頭の中でその言葉が何度も繰り返される。
そのとき。
「帰るぞ」
後ろから声。
振り返ると遥斗が立っていた。
相変わらず無表情。
でも今は、その顔を見るだけで少し心臓がうるさい。
天音は昇降口で靴を履き替えながら、小さく息を吐いた。
今日一日、ずっと落ち着かなかった。
遥斗を見るたび、昼のやり取りを思い出してしまう。
『彼女?』
頭の中でその言葉が何度も繰り返される。
そのとき。
「帰るぞ」
後ろから声。
振り返ると遥斗が立っていた。
相変わらず無表情。
でも今は、その顔を見るだけで少し心臓がうるさい。