同じ家なのに君は遠い
そのとき。

ふと、廊下に気配を感じる。

天音は振り返る。

ドアの外に、遥斗が立っていた。

目が合う。

でも、遥斗はすぐに視線を逸らした。

「……何かありました?」

思わず聞いてしまう。

遥斗は少しだけ間を空けてから、小さく首を振った。
< 9 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop