同じ家なのに君は遠い
低い声。

体が引き寄せられる。

その直後。

すぐ横を男子生徒が走り抜けていった。

もし遥斗が引かなかったら、ぶつかっていた。

「……あ」

遥斗の腕の中にいることに気づく。

近い。

息が止まりそうなくらい。

遥斗も固まったみたいに動かない。
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