浅生先生はもう恋をしないそうなので、私は今日も好きを伝える。
あー、なんか急に体の力が抜けたからなのかな
眠気が戻ってきたかも。
うう〜。
寝ちゃダメ。
ここまで耐えたんだからあと10分、頑張って起きてないと。
でも、眠…。
もう無理、かも。
ん〜…。
諦めて心地の良い眠気に身を委ねようとしたその瞬間
ポカン!
軽い音と共に頭が揺れた。
えっ!?
なに???
目を丸くして衝撃のあった頭上を見上げると、
「何ぼーっとしてんだ。」
丸めたテキスト片手に、浅生先生が口の端を上げてそう言った。