love story
「大丈夫、怖くない、俺を信じて」


蓮斗が自転車に跨りながらあたしの腕を引く

「はい座って座ってー」

ぎこちなく座る

「うわ、怖い!どこ持てばいいの〜?」

「とりあえず肩持っとけば?」

蓮斗の方に両手を乗せる


「よし!行くよー」

そう言って蓮斗は自転車を漕ぎ出した

「ちょ、待って、蓮斗!」

「なにー?」

「怖い怖い怖い!スピードださないで!」

終始騒いでるあたし
それを笑いながら自転車を運転してわざとフラフラしたりスピードを上げたりしてる蓮斗

「愛菜、まだ怖い?」

途中の信号待ちで蓮斗が聞いてくる

「まだ‥怖い…」

「そっか、じゃあさ」

そう言って蓮斗があたしの手を片方ずつとり、自分の腰に巻きつける

「抱きついてていいよ、ちょっとは怖くなくならないんじゃない?」

「ありがと…」

今までよりももっと強く感じる蓮斗のぬくもり
それだけであたしの鼓動ははやくなる


「俺、ちょっとドキドキした」


ショッピングモールの駐輪場に自転車を置きながら蓮斗が言う

「あたしも…」

「行こ」

蓮斗はあたしの頭を撫でて横を通り過ぎて行く

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