令嬢ランキング、一位になってみせます!
 エドワードはそう言って微笑んだ。与えたのは神かもしれないけれど『加護』を直接実行してくれるのは、あのシルヴァンだそうなので、彼が生きた『加護』とも言えるかもしれない。

「……そうなの。そんなものなのね」

「それはそうだよ。リゼルだって、もしスチューのデートに同行したなら、気まずいだろう?」

 想像してみた。お兄様とシャーリー様のデートに同行する私……確かに気まずくて居たたまれなくて『私、先に帰るね! 二人とも楽しんで!』と、なってしまうかもしれない。

「それは、絶対に嫌だわ」

 シルヴァンの気持ちが理解出来たとエドワードに言えば、彼は苦笑いをしていた。



< 188 / 194 >

この作品をシェア

pagetop