期間限定カノジョはお断りです!
「ちょ、それわたしの!」

「彼女のだから共有」

「意味わかんない!」

クラスの女子たちが後ろで小さく騒いでいるのが聞こえる。

「なにあれ甘っ……」

「距離近すぎ……!」

紗奈は机に突っ伏したくなった。

でも。

隣で笑っている一ノ瀬を見るたび、胸が苦しくなる。

――だめだ。

これ、本当に一か月で終われるのかな。
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