期間限定カノジョはお断りです!
「絶対嫌」

「ジュース奢る」

「ちょっと揺らいだ」

「昼飯も」

「……」

「テスト前、ノート貸す」

「……ずるい」

条件が良すぎる。

悔しい。

一ノ瀬は小さく笑った。

「わかりやす」

「うるさい!」

その笑顔に、紗奈の心臓が変に跳ねた。

……いやいやいや。

落ち着け。

顔に騙されるな。

「期間は一か月」

「長い!」

「頼む」

その時だった。
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