好きになった人は、みんなのアイドルで 3
7話 来年
家に帰ってベッドでスマホをいじっていると、LINEの通知。
悠太郎くんから。
「起きてる?」
「起きてるよ」
返すとすぐに電話がかかってくる。
「紬ちゃん、聞いて。デビュー日決まった」
「え!おめでとう!!!」
「曲もかっこいいし、ダンスもめっちゃいいの」
「早く紬ちゃんに見せたい」
いつになくテンションが上がってる悠太郎くん。
……デビュー、ずっと夢だったもんね。
嬉しいはずなのに、悠太郎くんが韓国を拠点に活動することを改めて突きつけられたような気がして、上手く喜べない。
……電話で良かった。
顔を見られてたら、きっとバレてた。
「あ、日付変わった」
「紬ちゃん、誕生日おめでとう」
……え。
「ありがとう、忙しくて忘れてるかと思った」
「忘れるわけないでしょ」
「ふふ、ありがとう」
「会えなくて残念。来年は絶対直接祝うから」
来年のことを話してくれるのが嬉しい。
……ずっと隣にいていいよって言ってもらえた気がした。
「うん、ずっと祝ってね」
「もちろん。ずっと祝うよ」
悠太郎くんから。
「起きてる?」
「起きてるよ」
返すとすぐに電話がかかってくる。
「紬ちゃん、聞いて。デビュー日決まった」
「え!おめでとう!!!」
「曲もかっこいいし、ダンスもめっちゃいいの」
「早く紬ちゃんに見せたい」
いつになくテンションが上がってる悠太郎くん。
……デビュー、ずっと夢だったもんね。
嬉しいはずなのに、悠太郎くんが韓国を拠点に活動することを改めて突きつけられたような気がして、上手く喜べない。
……電話で良かった。
顔を見られてたら、きっとバレてた。
「あ、日付変わった」
「紬ちゃん、誕生日おめでとう」
……え。
「ありがとう、忙しくて忘れてるかと思った」
「忘れるわけないでしょ」
「ふふ、ありがとう」
「会えなくて残念。来年は絶対直接祝うから」
来年のことを話してくれるのが嬉しい。
……ずっと隣にいていいよって言ってもらえた気がした。
「うん、ずっと祝ってね」
「もちろん。ずっと祝うよ」