好きになった人は、みんなのアイドルで 3
92話 神様
ーー悠太郎サイド
「いつならバイトとレッスン休み取れる?」
「神戸に会いに行くね」
……え。春休み、の話かな。
「まだ先だから、紬の予定に合わせれるよ」
返すと電話がかかってくる。
「……もしもし?」
「今。今、会いたいの。今週いつ空けれる?」
……つ、紬?今日どうした?
「……ごめん、毎日どっちも詰め込んでる」
「来週なら、えっと金曜は1個行きたいレッスンあるけど、午後空けれる」
「じゃあ行くから」
「土曜、俺、昼からバイト」
「……いや、どうにかして代わってもらう」
「いいよ、ちょっとでも会えるなら」
「待って、嬉しいけどどうした?」
どうした?紬、なんかあった?
「……会って、抱き締めて、キスしたい」
……なんだそれ。
電話で良かった。俺、今絶対に顔真っ赤。
「ほんとは、今すぐ会いたい」
やけに素直だ。
「悠太郎、大丈夫だよ」
急に呼び捨てされる。
……大丈夫って、なに。
「焦らなくても、大丈夫」
「絶対にチャンスが来るから」
「神様は見ててくれるから」
……紬には、全部お見通しか。
「うん、ありがと」
張り詰めていた気持ちが解けるようだった。
「でも、俺、頑張るから」
「私が行かないと、休んでくれない」
……え。それで、急に来るとか言ったの?
急に肩の力が抜けた。
「紬、ごめん。心配させてたね」
「頑張りすぎちゃだめ」
「それで体壊したら、元も子も無いよ」
「……程々にします」
「えらい、ご褒美のぎゅーです」
電話越しなのに、紬に抱きしめられているような気持ちになる。
「ね、ほんとに来るなら、ちゃんと空けるから」
「ちょっと待ってて」
「いつならバイトとレッスン休み取れる?」
「神戸に会いに行くね」
……え。春休み、の話かな。
「まだ先だから、紬の予定に合わせれるよ」
返すと電話がかかってくる。
「……もしもし?」
「今。今、会いたいの。今週いつ空けれる?」
……つ、紬?今日どうした?
「……ごめん、毎日どっちも詰め込んでる」
「来週なら、えっと金曜は1個行きたいレッスンあるけど、午後空けれる」
「じゃあ行くから」
「土曜、俺、昼からバイト」
「……いや、どうにかして代わってもらう」
「いいよ、ちょっとでも会えるなら」
「待って、嬉しいけどどうした?」
どうした?紬、なんかあった?
「……会って、抱き締めて、キスしたい」
……なんだそれ。
電話で良かった。俺、今絶対に顔真っ赤。
「ほんとは、今すぐ会いたい」
やけに素直だ。
「悠太郎、大丈夫だよ」
急に呼び捨てされる。
……大丈夫って、なに。
「焦らなくても、大丈夫」
「絶対にチャンスが来るから」
「神様は見ててくれるから」
……紬には、全部お見通しか。
「うん、ありがと」
張り詰めていた気持ちが解けるようだった。
「でも、俺、頑張るから」
「私が行かないと、休んでくれない」
……え。それで、急に来るとか言ったの?
急に肩の力が抜けた。
「紬、ごめん。心配させてたね」
「頑張りすぎちゃだめ」
「それで体壊したら、元も子も無いよ」
「……程々にします」
「えらい、ご褒美のぎゅーです」
電話越しなのに、紬に抱きしめられているような気持ちになる。
「ね、ほんとに来るなら、ちゃんと空けるから」
「ちょっと待ってて」