君との思い出~私の愛した人たちへ~
実はその時彼女ができていたらしい。
相手は聾学校の時の先輩だという。

これ以上一緒にいたらその人まで不幸にしてしまうかも、と思った。
だから
『もう会わない』
といった。

抱き合って泣いた。
『幸せになってね』
『元気で』

もう二度と会うことはないと思っていた。
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