劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「おっ!それそれ〜!」

ハリーが嬉しそうに手を叩いた。マシューはミラに近付き、「ネビュラさん、教えてくれてありがとう。黒猫の仮装、すごく似合ってるよ!」と笑いかけた。ミラの顔が赤く染まる。

「あ、ありがとう……。マーキュリーくんも、すごくかっこいい……」

「ありがとう。じゃあ、お互いにパーティー楽しもうね!」

マシューはミラに手を振り、ハリーたちの元へと戻る。その時だった。大聖堂にヨランダが姿を見せる。白い羽のついたロングドレスを着たヨランダは、天使の仮装をしていた。どこか神々しく、誰もが息を呑んで彼女を見つめる。大聖堂が一瞬にして静かになった。ヨランダは微笑み、全員を見つめる。

「ハッピーハロウィン。今日は特別な夜です。みんなで楽しみましょう」

ヨランダがそう言うと、拍手が沸き起こった。そして、再び大聖堂は賑やかになっていく。マシューの肩をハリーが掴んだ。

「飯食おうぜ!ご馳走だ!」

「ここの食事はいつもご馳走じゃない?」
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