劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「マシュー。今夜はクリスマスパーティーがあります。楽しんでくださいね」

「はい!!すごく楽しみです!!」

マシューは再びヨランダに抱き締められ、今度は頭も撫で回されることになった。



その日の夜。ディセントラ魔法学園に残った生徒と教師陣は、全員聖堂に集まった。サンタをイメージしたのか、赤いロングドレスを着たヨランダが微笑む。

「メリークリスマス!今夜は存分に楽しみましょう!」

ヨランダが指を鳴らすと、テーブルの上に料理が並ぶ。ローストチキン、ツリー風ポテトサラダ、クリスマスピンチョス、カラフルベーグルサンド、トナカイの肉巻きおにぎり、シュトレン、苺ホイップのケーキなどクリスマス料理にマシューは目を輝かせる。

「おいしそう……!」

「おっ、これも〜らい!」

セバスチャンが早速ローストチキンを取った。一口食べ、「うま!!」と声を出す。レンスケも焼きおにぎりを頬張っていた。マシューもポテトサラダを口に運ぶ。

「おいしい……!」

料理を楽しんだ後は、カラオケやゲームで盛り上がり、ダンスも踊った。マシューの中で、過去一番楽しいクリスマスとなったのである。
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