劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「マシューくんにこれをプレゼントしたくて。受け取ってくれる?」

メーガンが取り出したのは、ネックレスだった。メダルをモチーフとした金色のアンティーク調のものである。マシューは驚いた。

「こんな高価そうなもの、受け取れません!」

「マシューくんだからこそ、受け取ってほしいのよ。ね?」

マシューは拒否したものの、メーガンがマシューの背後に回り、強制的にネックレスをつけられる。チェーンの冷たさが首に触れ、メダルの重みをマシューは感じた。

「素敵。よく似合ってるわ〜」

メーガンは嬉しそうにマシューを褒める。マシューはメダルに触れた。趣味ではない。しかし、人からのプレゼントは素直に嬉しかった。

「ペニー先生、ありがとうございます」

「どういたしまして。このネックレス、肌身離さずつけてほしいわ」

メーガンはそう言うと、マシューに背中を向けて去っていく。その姿を、マシューはぼんやりと眺めていた。
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