劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜

再会

一月七日。冬休みが終わり、家に帰っていた生徒たちが学園へと戻ってきた。船が学園に現れた時、マシューは「みんなに会える!」と胸を弾ませた。足が地面を蹴る。

「ハリー!ジュディス!」

マシューは手を振った。甲板にいたハリーとジュディスも「マシュー!」と手を振る。船から降りてきた二人と、マシューはハグを交わした。

「二人とも、ハッピーニューイヤー!またよろしくね!」

マシューの言葉にハリーとジュディスは頷く。ハリーが口を開いた。

「ところで、学園に残って退屈じゃなかったのかよ?」

「ううん!マーキュリーの屋敷に帰るくらいなら、ずっとここにいたいくらいだよ!夏休みに帰るのが憂鬱だなぁ……」

「どんなことして過ごしたの?聞かせて!」

ジュディスに訊ねられ、マシューは学園で過ごした冬休みのことを話す。ハリーやジュディスの冬休みの話も聞いた。ハリーは冬休みはハワイで過ごし、ジュディスは親戚一同が集まってパーティーを開いたそうだ。
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