劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
オーロラはフレイヤがコスプレをしたキャラの出ている作品や、キャラの魅力について熱く語っていく。マシューは半分も理解できなかったが、小説が原作のアニメのキャラなのだということだけはわかった。

「舞を踊るシーン、完璧に再現されてたよね〜。さすがフレイヤ!コスプレ界のお姫様だよ〜!」

「た、確かにフレイヤ先輩すごく綺麗でした!」

マシューは送られてきた写真を思い返し、頰を赤く染める。マシューはそのキャラを知らない。アニメも小説にも目を通したことがない。しかし、マシューの心の中には、「あのコスプレは完璧だ。誰もあのコスプレに勝てない」という謎の自信があった。

「今綺麗って言った?フレイヤ愛されてるね〜」

オーロラが笑いながらマシューの背中をバシバシ叩く。マシューは内心「痛いな」と思うものの、笑って耐えていた。刹那。

「オーロラ!何してるの!?マシューが困ってるじゃない!!」

その声に、マシューの胸が高鳴った。目線を動かせば、ずっと話したいと思っていたフレイヤが立っている。
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