劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!」

ヴィヴィアンが狂ったように笑い出す。マシューは慌てて彼女の腕を掴んだ。

「エバンズさん!!何してるの!?しっかりして!!」

その時、マシューはヴィヴィアンが普段と全く違うことに気付いた。目は虚ろで、狂気的な笑みを浮かべている。マシューの心は一瞬にして恐怖に支配されていった。

「エバンズさん……」

ヴィヴィアンは迷路を攻撃し続ける。マシューではどうすることもできなかった。刹那、「マシュー!何があったんだい?」とラルフがやって来た。マシューの目に涙が浮かぶ。

「ライト先生!!助けてください!!エバンズさんが!!」

マシューの叫びに近い声と、奇声を発しながら魔法を放つヴィヴィアンを見て、ラルフの顔から表情が消えていく。

「これはまずいね」

ラルフは杖を振り、ヴィヴィアンに攻撃をしていく。ヴィヴィアンも負けじと返すものの、戦闘経験に圧倒的な差がある。数分もしないうちに、ラルフの放った魔法がヴィヴィアンに当たり、彼女は意識を失って倒れた。
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