Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
最初の方こそ怖気付いていた、うちゅうも
目的の駅に着く頃には、すっかり慣れた様子だった。

駅を出て繁華街が見えると、うちゅうは思わず立ち止まった。

「…すごい。
建物がこんなに高くて、人がこんなにたくさんいて…色んな想いがあって、色んな匂いがする。音もいっぱい……世界が動いてる!」

そう言って瞳を輝かせるうちゅうの手を握り、
佐藤は彼女のペースに合わせるようにゆっくりと歩き出した。

最初に向かったのは大きな本屋さん。

店内に入った瞬間、うちゅうは息を飲んだ。

「本が…こんなにたくさん…!
素敵な『想い』がいっぱいでキラキラしてる!」

中でも、うちゅうは絵本コーナーに夢中になり、
「佐藤さん、これみて!」と次々に絵本を見せてくる。

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