Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~

「俺、31歳になるけど…本気で誰かを好きになったのって、うちゅうが初めてに近いんだ。
高校生のとき、告白されて付き合った子がいるけど、3か月で終わった。
…その子には『わたしよりも絵の方が大事なんだね』って呆れられたよ。

大学のときと、社会人になってから、2回、真剣に付き合ってた人がいた。
それぞれ2年くらいかな。
最初は優しくて真面目だって褒められるんだけど、だんだん…『創作すること、仕事がいちばん大事なんだね』って寂しそうな、呆れたような顔をされるようになって……

俺が、ゆにっとに没頭しすぎて、寂しくさせてしまったんだ。」

佐藤の声が少し低くなった。

「俺はただ、ゆにっとをちゃんと世の中に届けたいと思って、がんばってただけなのに…
相手のことを傷つけるつもりは全くなかった。
でも、無意識に創作を優先してた。
それ以来、恋愛はもういいかなって…
誰かと長く続く恋愛なんて向いてないんだって、諦めてたんだ。」

そこまで話して、佐藤はうちゅうの顔を見た。

「でも、うちゅうと出会って…初めて思った。
創作も大事だけど、君のことも、同じくらい…
いや、それ以上に大事にしたいって。
君がいるだけで、アイデアが湧いてくる。
君が笑ってくれると、世界が明るくなる。
今までの俺じゃ、絶対に思えなかったことだよ。」

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