Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~


うちゅうは彼の手を両手で優しく包み込み、静かに彼の言葉を聞いていた。

やがて、小さな声で返した。

「……佐藤さん。
わたしは、佐藤さんの過去の想い…全部、感じてたよ。
5次元から観測しているとき、ゆにっとを描いてる佐藤さんは、すごく真剣で、純粋で、愛おしくて…
その想いは、いちばん輝いて見えたの。
でも、恋愛の想いは…少し寂しそうに、だんだん色を失っていくのが見えて、胸が苦しかった。」

うちゅうは彼の胸に額を軽く押し当てた。

「5次元では、想いの純度が全て。
数百年単位で想い続けるのが普通だから…一度、本当に好きになったら、想いがブレるなんて考えられない。
…佐藤さんが過去に傷ついた分も、わたしが全部受け止めるよ。
佐藤さんのゆにっとへの想いは、5次元で見ていた中で、いちばん熱くて、一途で、優しかった。
そんな佐藤さんの想いに触れてみたくて、わたしは…ルールを破ってまで、ここに来たの。
佐藤さんが作る世界も、佐藤さん自身も、大好きだよ。」



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