Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
「わたしも…佐藤さんを、ちゃんと支えたい。
5次元ではできなかった『いっしょにいる』ってこと、これからいっぱい、佐藤さんと学んでいきたい。」
ふたりはそのまま、長い時間、ただ抱き合っていた。
やがて、佐藤がそっと身体を離し、うちゅうの顔を両手で優しく包んだ。
潤んだ瞳が、星屑の光に照らされ、輝いている。
「……うちゅう…」
佐藤は震える息を抑え、ゆっくりと顔を近づけた。
うちゅうの心臓が激しく鳴った。
そしてふたりの唇が、そっと重なった。
柔らかくて、温かくて、少し震えているキス。
最初は触れるだけの、幼さの残るぎこちないキスだったが、
二度、三度と角度を変えながら、優しく、丁寧に唇を重ね合う。
うちゅうは恥ずかしさと喜びで、身体を小さく震わせた。
(…佐藤さんの唇、柔らかい…
温かくて、ドキドキが伝わってくる…
わたし、5次元から来た意味を、いま、初めて
実感した気がする…)