Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
───その直後。

ふたりの身体に、共鳴の代償が一気にやってきた。

「…んっ……」

佐藤は軽い耳鳴りと頭痛、強い眠気に襲われ、こめかみを押さえた。

うちゅうも星屑の輝きが弱くなり、背中を小さく丸めて佐藤に寄りかかってきた。

体温がいつもより、さらに低く、ひんやりとした感触か強くなっている。

「佐藤さん…頭、痛い?」

「うん…少しだけ。でも、大丈夫。
うちゅうの方が、顔色が悪い。疲れただろ?」

うちゅうは弱々しく微笑みながら、甘えるように佐藤の胸に頬を寄せた。

「…ちょっと、力を使いすぎちゃったかも。
でも、すごく幸せ…佐藤さんの想いが、うちゅうの中にいっぱい残ってる…」

ふたりはゆっくりベッドの中で、自然と向かい合う形になった。

< 50 / 86 >

この作品をシェア

pagetop