Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
「佐藤さん、わたし人間界のことは
ほとんど知らないの。
触れ合うことも、その温かさも。
さっき頬に触れた佐藤さんの手、すごく温かかった。
だから、そうやって少しずつ、教えてくれる?」
佐藤の心臓が激しく鳴った。
胸の高鳴りを抑えながら、できるだけ優しく
さっき近づけた手をゆっくりと握った。
「…うん。全部、教えてあげる。」
うちゅうの瞳がキラッと輝き、パッと明るい星屑が舞った。
こうして、ふたりの甘く、奇跡的な物語が
静かに始まった。