Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~

人間界での生活

次の日の朝。

佐藤はほとんど眠れずに目を覚ました。
ベッドの端に、うちゅうが小さく丸くなって眠っている。
彼女の髪には淡い星屑がゆっくりと漂い、
朝の光を浴びて輝いている。

(…夢じゃなかった。本当に5次元から来た子が、俺のベッドで寝てる。)

佐藤がゆっくり起き上がろうとすると
うちゅうが薄く目を開けた。

「……佐藤さん、おはよう。」

声がまだ眠そうで、恥ずかしそうに布団を首元まで引き上げる仕草が可愛らしい。

「おはよう、うちゅう。よく眠れた?」

「うん。…でもちょっと不思議な感じ。
5次元では眠らなくても良かったから。
人間の身体って、疲れると自然に目が閉じちゃうんだね。」

佐藤は苦笑いしながら立ち上がり、キッチンへ向かった。
トーストに目玉焼き、サラダとヨーグルトを
2人分用意して、うちゅうを呼ぶ。
< 7 / 16 >

この作品をシェア

pagetop