Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
深夜になり作業を終えると、佐藤はうちゅうを膝の上に抱き上げ、額をそっとくっつけた。

「…昔の俺は、創作に没頭しすぎて大切な人を失ってきた。でも、今は違う。
うちゅうと出会って変われたよ。
君がそばにいてくれるから、創作もがんばれるし、君のことも、もっと大事にできるんだ。」

うちゅうは佐藤の首に腕を回し、幸せそうに頬を擦り寄せた。

「うちゅうも…5次元にいた頃は、ただ、ひたすら、想いを観測するだけだった。
でも、今は佐藤さんといっしょに物語をつくってる。
創作も、恋も、全部がひとつになって…
これが、うちゅうの夢だったの。」

佐藤はうちゅうをぎゅっと抱きしめ、優しく、甘く、長いキスを交わした。


< 77 / 86 >

この作品をシェア

pagetop