Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~

【エピローグ】

数年後 ───

佐藤の作品「ゆにっと」は多くの人に愛され、中でも、うちゅうをモチーフにした星の女の子は人気のキャラクターだった。

作業部屋は以前よりも少し広くなり、壁には、ゆにっとの原画が飾られていた。

「佐藤さん、ちょっと休憩しない?」

うちゅうがトレイを持って部屋に入ってきた。

手作りのクッキーと、佐藤が好きな紅茶。

うちゅうは人間界での生活にすっかり慣れ、料理やお菓子作りも難なくこなすようになっていた。

「ありがとう。…うちゅうは相変わらず、甘やかし上手だね。」

佐藤が笑うと、うちゅうは彼の膝の上に座り、首に腕を回した。

「当たり前でしょ。うちゅうは佐藤さんの癒し担当なんだから。」

佐藤はうちゅうの腰を抱き寄せ、軽くキスをした。

出会ってから数年経った今でも、ふたりの甘さは色褪せていなかった。

むしろ、日常に深く溶け込んだ、落ち着いた甘さになっていた。


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