真昼の星空
数日前から雅人の様子が何となく変だった。
優しいのは変わらない。
でも少し考え込んでる時間が増えた。
何か言いかけてやめることもある。
(何かあったのかな)
(私が何かしちゃったのかな)
不安になる。
(過去の付き合ってた人の事聞いたから嫌になっちゃったのかな)
でも—
考えていてもしょうがない。
陽は決める。
ちゃんと聞こう。
逃げないって決めたから。
「まさくん」
「ん?」
「何かあった?」
雅人は固まった。
「私」
少し震える声。
「何かしちゃってたらちゃんと謝るから言って?」
もう泣きそう。
「お願い」
雅人は本気で驚いて
「違う違う!」
すぐ近づく。
「ごめん」
優しく言う。
「ようちゃんのせいじゃないから」
涙見て焦る。
「泣かないで」
抱きしめる。
頭を撫でながら。
「ほんと違うから」
「じゃあ何?」
雅人は少し迷って。
「俺」
少し息を吸う。
「来週からイタリア行くことになった」
「え?」
理解が追いつかない。
「来週?」
「うん」
「ずっと?」
もう涙出てる。
「違う違う」
少し笑う。
「ずっとじゃない」
「10日間」
「…え?」
涙が止まった。
「なんだ」
少し怒る。
「10日か」
「おどかさないでよ」
「俺は10日も無理なの」
真顔。
「え?」
「ようちゃん一緒に行けない?」
陽はそこで分かる。
(あぁそうか)
(これを言いたかったんだ)
「1年に何度かイタリア行ってるの」
静かに説明する。
「ようちゃんと付き合ってからは初めてだし」
少し寂しそう。
「これからもあるし」
陽頷く。
「今回は急すぎて行けない」
現実的に言う。
「教室もあるし」
少し笑う。
「でも」
雅人を見る。
「ちゃんと待ってるし」
「連絡取れるし」
手握る。
「安心して行ってきて」
雅人少し黙る。
そして言う。
「ほんと?」
「ほんと」
「寂しくない?」
「寂しいよ」
正直。
「でも10年会えなかったんだよ?
10日なんて余裕だよ。
それにわたしパスポート切れてるし」
「だから更新してって言ってたでしょ?」
2人で笑いあった。
優しいのは変わらない。
でも少し考え込んでる時間が増えた。
何か言いかけてやめることもある。
(何かあったのかな)
(私が何かしちゃったのかな)
不安になる。
(過去の付き合ってた人の事聞いたから嫌になっちゃったのかな)
でも—
考えていてもしょうがない。
陽は決める。
ちゃんと聞こう。
逃げないって決めたから。
「まさくん」
「ん?」
「何かあった?」
雅人は固まった。
「私」
少し震える声。
「何かしちゃってたらちゃんと謝るから言って?」
もう泣きそう。
「お願い」
雅人は本気で驚いて
「違う違う!」
すぐ近づく。
「ごめん」
優しく言う。
「ようちゃんのせいじゃないから」
涙見て焦る。
「泣かないで」
抱きしめる。
頭を撫でながら。
「ほんと違うから」
「じゃあ何?」
雅人は少し迷って。
「俺」
少し息を吸う。
「来週からイタリア行くことになった」
「え?」
理解が追いつかない。
「来週?」
「うん」
「ずっと?」
もう涙出てる。
「違う違う」
少し笑う。
「ずっとじゃない」
「10日間」
「…え?」
涙が止まった。
「なんだ」
少し怒る。
「10日か」
「おどかさないでよ」
「俺は10日も無理なの」
真顔。
「え?」
「ようちゃん一緒に行けない?」
陽はそこで分かる。
(あぁそうか)
(これを言いたかったんだ)
「1年に何度かイタリア行ってるの」
静かに説明する。
「ようちゃんと付き合ってからは初めてだし」
少し寂しそう。
「これからもあるし」
陽頷く。
「今回は急すぎて行けない」
現実的に言う。
「教室もあるし」
少し笑う。
「でも」
雅人を見る。
「ちゃんと待ってるし」
「連絡取れるし」
手握る。
「安心して行ってきて」
雅人少し黙る。
そして言う。
「ほんと?」
「ほんと」
「寂しくない?」
「寂しいよ」
正直。
「でも10年会えなかったんだよ?
10日なんて余裕だよ。
それにわたしパスポート切れてるし」
「だから更新してって言ってたでしょ?」
2人で笑いあった。