真昼の星空
凌が聞く。
「で、その人とは?」
陽はグラスを持ったまま思い出すように言う。
「1冊目と2冊目の担当で。」
指先でグラスの縁をなぞる。
「まあ、一緒にいる時間も長いし何となくそんな感じになって、付き合う事になったの。」
少し肩をすくめる。
「お互い30歳も過ぎてたし、結婚意識しなかった訳じゃないけど。」
静かに続ける。
「最後の1年は会うのも月1とかだったし。」
少し遠くを見る。
「このまま終わるかなーってゆう、静かな付き合い。」
雅人が聞き返す。
「月1?」
旬が笑う。
「雅人の好きなタイプだね」
雅人も笑う。
「見直したかも。」
陽が苦笑する。
「最初からそんなにベッタリする感じでもなかったし、」
「週1が10日に1日になって、別にそんなに会わなくても大丈夫な感じで。」
小さく言う。
「楽だったの。」
旬が首を振る。
「信じられない。」
陽が笑う。
「ね。」
少し雅人を見る。
「大人だから大丈夫なんだと思ってたけど、まさくんに会ってから違う事わかった」
少し照れたように笑う。
「この前のまさくんがイタリア行ってた10日間死ぬかと思ったし」
クスクス笑う。
雅人も頷く。
「俺も。」
広哉が聞く。
「イタリア?」
雅人が答える。
「ワインの買い付けで年に何度かいってんの。」
少しグラスを持ち上げる。
「一昨日帰って来た」
陽が続ける。
「でも、その人が最近ちょっと変な風になってて。」
希が身を乗り出す。
「なになに?」
旬がすぐ言う。
「ワクワクするのやめなさい」
陽が笑う。
「この人は面白くないよ」
少し間。
「まさくんと一緒にいるとこ見られてたみたいで、電話来て。」
広哉が聞く。
「なんて?」
陽が少し呆れたように言う。
「今車で横通ったけど、朝早くに男と手繋いでなにしてんの?って」
肩をすくめる。
「関係ないでしょって切ったんだけど、」
静かに続ける。
「出版社であった時に。」
少し眉を寄せる。
「別れてすぐ次の男出来るなんて付き合ってる時からいたのかとか凄い言われて」
美海が言う。
「勝手だね」
陽が頷く。
「そう。」
少し強い声。
「そっちがふっといて勝手なこと言わないでって。」
グラスを置く。
「付き合ってた頃喧嘩なんてしたことないのに言い争いみたいになっちゃって。」
凌が聞く。
「好きな人出来たんじゃなかった?」
陽が頷く。
「それで聞いたら。」
少し呆れた笑い。
「どうも上手くいってないらしくて。若い小説家と。」
小さく息を吐く。
「で、より戻そうっていってきて。」
雅人が驚く。
「え?そうなの」
陽が頷く。
「うん。」
雅人を見る。
「まさくんイタリア行ってるとき。」
少し笑う。
「もちろん断ったんだけど、なんかLINEとかきて」
小さくため息。
「めんどくさい」
少し周りを見る。
「ね、つまんないでしょ?」
圭祐が聞く。
「そいつとは普通にやってたの?」
陽があっさり言う。
「最後の方はしてない。」
少し考える。
「会ってないし、多分だけど、その時は思わなかったけどもしかしたらその小説家とはじまってたんじゃないかな。」
凌が腕を組んだまま言う。
「陽先輩と付き合ってて抱かないとか考えられない」
雅人もすぐ頷く。
「ほんとそれ。」
陽は苦笑する。
「だんだんレスになるってこうゆうことなんだって思ってたから。」
少しワインを飲む。
「付き合ってからも長かったしね。」
少し眉を寄せてから笑う。
「若いのとはするんかいと思ったら腹たってきたけどね。」
旬が真面目な顔で言う。
「笑い事じゃないよ。」
陽を見る。
「浮気されたんだからちゃんと怒らなきゃ」
圭祐が旬を見る。
「お前たまにはいいこと言うな」
旬がすぐ言い返す。
「たまにじゃねぇよ。」
小さな笑いが起きる。
少しだけ空気が軽くなる。
「で、その人とは?」
陽はグラスを持ったまま思い出すように言う。
「1冊目と2冊目の担当で。」
指先でグラスの縁をなぞる。
「まあ、一緒にいる時間も長いし何となくそんな感じになって、付き合う事になったの。」
少し肩をすくめる。
「お互い30歳も過ぎてたし、結婚意識しなかった訳じゃないけど。」
静かに続ける。
「最後の1年は会うのも月1とかだったし。」
少し遠くを見る。
「このまま終わるかなーってゆう、静かな付き合い。」
雅人が聞き返す。
「月1?」
旬が笑う。
「雅人の好きなタイプだね」
雅人も笑う。
「見直したかも。」
陽が苦笑する。
「最初からそんなにベッタリする感じでもなかったし、」
「週1が10日に1日になって、別にそんなに会わなくても大丈夫な感じで。」
小さく言う。
「楽だったの。」
旬が首を振る。
「信じられない。」
陽が笑う。
「ね。」
少し雅人を見る。
「大人だから大丈夫なんだと思ってたけど、まさくんに会ってから違う事わかった」
少し照れたように笑う。
「この前のまさくんがイタリア行ってた10日間死ぬかと思ったし」
クスクス笑う。
雅人も頷く。
「俺も。」
広哉が聞く。
「イタリア?」
雅人が答える。
「ワインの買い付けで年に何度かいってんの。」
少しグラスを持ち上げる。
「一昨日帰って来た」
陽が続ける。
「でも、その人が最近ちょっと変な風になってて。」
希が身を乗り出す。
「なになに?」
旬がすぐ言う。
「ワクワクするのやめなさい」
陽が笑う。
「この人は面白くないよ」
少し間。
「まさくんと一緒にいるとこ見られてたみたいで、電話来て。」
広哉が聞く。
「なんて?」
陽が少し呆れたように言う。
「今車で横通ったけど、朝早くに男と手繋いでなにしてんの?って」
肩をすくめる。
「関係ないでしょって切ったんだけど、」
静かに続ける。
「出版社であった時に。」
少し眉を寄せる。
「別れてすぐ次の男出来るなんて付き合ってる時からいたのかとか凄い言われて」
美海が言う。
「勝手だね」
陽が頷く。
「そう。」
少し強い声。
「そっちがふっといて勝手なこと言わないでって。」
グラスを置く。
「付き合ってた頃喧嘩なんてしたことないのに言い争いみたいになっちゃって。」
凌が聞く。
「好きな人出来たんじゃなかった?」
陽が頷く。
「それで聞いたら。」
少し呆れた笑い。
「どうも上手くいってないらしくて。若い小説家と。」
小さく息を吐く。
「で、より戻そうっていってきて。」
雅人が驚く。
「え?そうなの」
陽が頷く。
「うん。」
雅人を見る。
「まさくんイタリア行ってるとき。」
少し笑う。
「もちろん断ったんだけど、なんかLINEとかきて」
小さくため息。
「めんどくさい」
少し周りを見る。
「ね、つまんないでしょ?」
圭祐が聞く。
「そいつとは普通にやってたの?」
陽があっさり言う。
「最後の方はしてない。」
少し考える。
「会ってないし、多分だけど、その時は思わなかったけどもしかしたらその小説家とはじまってたんじゃないかな。」
凌が腕を組んだまま言う。
「陽先輩と付き合ってて抱かないとか考えられない」
雅人もすぐ頷く。
「ほんとそれ。」
陽は苦笑する。
「だんだんレスになるってこうゆうことなんだって思ってたから。」
少しワインを飲む。
「付き合ってからも長かったしね。」
少し眉を寄せてから笑う。
「若いのとはするんかいと思ったら腹たってきたけどね。」
旬が真面目な顔で言う。
「笑い事じゃないよ。」
陽を見る。
「浮気されたんだからちゃんと怒らなきゃ」
圭祐が旬を見る。
「お前たまにはいいこと言うな」
旬がすぐ言い返す。
「たまにじゃねぇよ。」
小さな笑いが起きる。
少しだけ空気が軽くなる。