気付けば、隣にいた  - 無愛想な同居人は、不器用に優しい。 -
0.あとがき



最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

『気付けば、隣にいた。』は、王道のラブストーリーを書きたいと思ったことから始まった作品です。

傷付いた恋をした茉桜が、もう一度誰かを信じること。

不器用で、人との距離を取っていた想が、大切な人の存在に気付いていくこと。

そんな2人のゆっくり進んでいく恋を描きたいと思いました。

でも、この作品で一番大切にしたかったのは「恋」だけではありません。

桜ノ木ハウスという場所を通して、安心して帰れる場所や、何気ない日常の温かさも描きたかったです。

血の繋がった家族ではなくても。

一緒にご飯を食べたり。

くだらないことで笑ったり。

「おかえり」と言ってくれる人がいる。

そんな場所があるだけで、人は少しずつ前を向けるんじゃないかなと思っています。

茉桜にとって桜ノ木ハウスが新しい居場所になったように、この作品を読んでくださった皆様にとっても、少しでも温かい時間になっていたら嬉しいです。

最後まで茉桜、想、柊弥、希遥たちを見守ってくださり、本当にありがとうございました。

またどこかで、彼らの日常に会いに来ていただけたら嬉しいです。




26.07.01 陽莉



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