尊い推し兄弟に愛されてます!?
話し終わった頃には、美月は頭を抱えていた。

「重い」

「うん……ごめん」

「なんで今まで黙ってたの」

「言うタイミングなくて……」

「ありまくりだったでしょ」

正論だった。

この二泊三日、ほとんど美月と一緒にいたのだから。

「どうしよう……」

コメント欄を見つめていると、どんどん増えていく。

『弟の彼女説濃厚』
『リアルで見た人いるんだ』
『でも玲央くんとも良い雰囲気じゃない?』

やめてぇぇぇぇぇ!

「消してもらおう」

美月が即答した。

「え?」

「運営に連絡しよ!」

私は慌てて頷き、二人でSNSの通報フォームを開いた。

『事実と異なる内容です』
『個人への憶測が広がっています』

必死に文章を打ち込み、送信する。

しばらくしてコメント欄を更新すると、さっきまであったコメントが消えていた。

「対応してくれた……?」

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