尊い推し兄弟に愛されてます!?
するとスタッフさんが私を手招きした。


「村瀬さん、こっちお願いします!」

「あっはい!」


連れて行かれた先は、簡易メイクスペースだった。

鏡の前へ座らされる。


「元がいいからすぐ終わりますよ〜」

「えっ、いやそんな……!」


目の前には沢山の色のメイクパレッド。

次々と使ったことがない道具が使われていく。


「わっ肌綺麗〜!」

「髪もちょっと巻きましょうか」

プロの人たちの手がどんどん動いていく。

そして数十分後。


「はい、完成です!」

「……えっ」


私は鏡を見て固まった。

髪はふわっと巻かれていて、普段より少し大人っぽい。

メイクもナチュラルなのに、自分じゃないみたいだった。


「わぁ……」

「めっちゃ可愛い!」

「莉子ちゃんとはまた違った感じ!」


スタッフさんたちが盛り上がる。

プロってすごい……。

自分でやるのと全然違うんだけど!?

すると……。

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