尊い推し兄弟に愛されてます!?
「そういや」
「え……?」
「ここでお前の秘密知ったんだよな」
「っ!!!!!」
一瞬で血の気が引いた。
待って。
待って待って待って。
その話はダメ!!
「ちょっ……!!」
慌てる私を見て、玲央くんは肩を震わせる。
あ、絶対楽しんでる。
「何の秘密ですか〜?」
編集長さんが食いついた。
やめてぇぇぇぇ!!
「な、なんでもないです!!」
「俺らの秘密だもんな」
玲央くんが意地悪そうに笑う。
「えーちょっと教えてよ?」
カメラマンさんも楽しそうに聞いてくる。
「あー、結構ヤバいんですけどね……」
「言わないでぇぇぇ!!」
私は机越しに身を乗り出し、玲央くんの口を手で塞いだ。
その瞬間も……
カシャッ!!
大きなシャッター音が響いた。
「今のいい!!」
「最高!!」
「めちゃくちゃ可愛い!」
スタッフさんたちが一斉に盛り上がる。
え!?
私が驚いていると、
編集長さんがモニターを見ながら言った。
「これだよこれ!」
「さっきから全部良いけど、今の空気感すごくいい!」
「二人だけの世界って感じ!」