尊い推し兄弟に愛されてます!?

その後も抵抗したものの、編集長たちに押し切られた私は結局追加撮影をすることになった。

次の場所は――生徒会室。


「生徒会長らしい写真も欲しいんですよね〜」

「学校特集ですし!玲央くんも生徒会の一員って感じで撮りたいです!」

そんな理由らしい。

私は机に資料を広げて座らされる。

その向かいには玲央くん。

ああ……どのシーンも様になってかっこよい。

生徒会のメンバーだったら……なんて妄想しちゃう。

いいな、これあとでメモっておこう!

「一華、アホヅラ」

「え!?」

「なんかまた変な想像してただろ?」


みんなに聞こえないくらいの小声で言ってくる。

「し、してないって!」

スタッフさんたちは楽しそうにカメラを構えている。

「じゃあ二人とも自然に話してくださーい!」

自然にって何!?

私が困っていると、

玲央くんが机に肘をつきながら小さく笑った。

「そんな緊張すんなって」

「だって撮られてるし……」

「今さらだろ」

その顔が近くて、私は慌てて視線を逸らした。

すると。

玲央くんが少し身を乗り出し、私の前髪を触った。


「えっ何!?」

「前髪、乱れてる」


その行動に心臓が爆発しそうになってしまう。

やややややや、やばいってー!それ!

カメラマンさんたちは次々と色んな角度から撮っていく。

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