余所者-よそもの-



シドは私を抱いた。

洗脳するように、甘く優しく、時に逃げ道を塞いで。
ひどく永い時間をかけて、私の隅々にまで入ってきた。



それは、絶望の底にいる私を繋ぎとめる、熱く、儚い。
背徳の痛みを伴う交わりだった。




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