恋愛経験ゼロの年下くんが、私の一番になりました
「あさひ、……くんっ、」
「亜佑美さん……気持ち良いですか?」
「んっ、あ……っ、んっ、きもち、……いぃ」

 胸を弄られながら気持ち良い部分を突かれた亜佑美は声を抑えようとしても抑えきれず、身を捩りながら嬌声を上げる。

 触れるたび、腰を動かすたびに身体を震わせながら声を上げる亜佑美。

 朝陽は自分が彼女を気持ち良くしているのだと思うとたまらなくなる。

 そんな乱れる亜佑美を前にした朝陽も徐々に我慢出来なくなっていき、

「……っん、……すみません、亜佑美さん……っ、俺……」

 先程よりも腰の動きが速まっていく。

「……っん、あっ、朝陽くんっ、ギュって、して……ッ」

 互いに余裕が無くなり、それでももっと密着していたいと思った亜佑美は朝陽に抱き締めて貰おうと両手を広げて見せる。

「亜佑美さん――っ」

 それに応えた朝陽は亜佑美をギュッと力強く抱き締めながら腰を打ち付けていき、そして、

「あさ、ひっ、く――ッんん、」
「亜佑美さん――ッ」

 どちらからともなく唇を重ね合った二人はそのまま絶頂を迎え、脱力していった。

「……はぁ、はぁ……」
「……はぁ、」

 二人とも抱き合ったまま、息を整えていく。

 そこで目が合うと、どこか恥ずかしそうな朝陽が視線を彷徨わせていく。

 そんな朝陽を前にした亜佑美はクスリと笑うと、

「朝陽くん……好き……」
「……っ!」

 愛の言葉を呟いた。

「俺も好きです。大好きです」

 そんな亜佑美の言葉に応えるように朝陽も、「好き」という気持ちを伝えていく。

「亜佑美さん……身体、辛かったりしませんか? その、俺……加減が出来てたか不安で……」
「ふふ、大丈夫だよ。その、……凄く、気持ち良かった……から……」
「そ、それなら良かった……です」

 初めてのことばかりで思うようにいかずに落ち込んだり不安になったり。

 それでも朝陽は誰よりも亜佑美を想い、少しでも幸せな時間にしたいと一生懸命だった。

 その真っ直ぐな想いは亜佑美にも確かに伝わっていて、初めてではないはずの彼女も胸を高鳴らせ、緊張しながら朝陽を優しく導いた。

 互いを思いやり心も身体も深く重ね合った二人はより深く結ばれたのだった。
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