乳吸鬼♀&未来偵察メイド:悪魔と共に在る世界 ※(関連作の目次リンクあり)
(3)
「あいつ、遍歴剣闘士で、賭け試合で人間の奴隷解放したり村の税金軽減や借金の割引させるために、ずっと代理で依頼受けて戦ってるの」
ルントゥの言う「あいつ」とはラルティのこと。
夜道を屋敷に向かう道で雑談に語り聞かせてくれたこと。クラフトマンも、すぐに魔術で傷が治ってごく普通に歩きながら興味深げに耳を傾けている。レトラはラルティのやっていることが人間の勇者みたいな冒険と戦いだと知って驚いているばかりだった。
「面白がって、見世物で野放しされてたけど。でもそろそろ危険視する声が大きくなって。だから逃げた方が良いってことで、お別れ前に一回くらい「吸って」みようかなって」
「ラルティさんが好きなんですか?」
「はあ? あのけだものみたいなのか? 「一回くらいトラやライオンの肉食べてみよっかなー」とかと変わらないって。あいつの試合は見てて面白いから、普段は闘技場見物なんかしないけど珍しく何回も見てきて楽しめたし」
ルントゥは口をへの字にして片眉を上げる。
「人間がチャラい性根腐った魔族をぶちのめすのなんて、めったに見れない。同じ魔族でも、嫌な奴らって多いから。大嫌いな奴を二人もぶっ殺してくれたから、ちょっとくらい味見のついでにサービスしてお尻とかくらい触らせてやってもかまいやしない。あんな人間の男どもなんかが好きなお母様って変態。魔族でもよくある悪趣味な遊びだけど、男だったらともかく、魔族の女で人間子供まで産むのは珍しいもの」
ひょっとしたらデリケートなことを慌てて思いつきで口にしてしまったのかもしれない。ラルティとの感情だけでなく、母親や出自と血筋への葛藤や苦悩でもあるのだろうか。ルントゥは親指の爪を噛んでいた。
「私の父親、人間らしいけどねえ。あんなだったのかなーとかって。あ、そうだ! でもさ、私は人間でも女の人や子供はそんなに嫌いじゃないよ」
ルントゥは指先で、レトラの胸元を突っつく。
「あとで吸ってあげる。血を吸ったり齧るんじゃないから安心して。けっこう「好き」って子が多い、私に吸われるのは「気持ちいい」んだってさ。私も、そういう顔見るの楽しいし」
「え、あ。はい」
「「男よりイイ」ってさ。あなたって男の経験は?」
「な、ないですけど」
「エクスタシーは? 自分では?」
「……」
「女同士も、けっこう良かったりするよ」
「……そ、そうなんですか?」
「よく、吸ったついでにねだられる」
話が危うい方に転がり出す。魔族は貞操観念がおかしいというのはよく聞くことだった。二人と一緒に家路へ歩くクラフトマンはわざと聞こえていないふりしてそうだった。
(4)
それは経験したことのない快楽だった。
ルントゥの魔法で、生まれて初めて母乳を分泌させられ、しかも猫のように舐め吸われる。こんな綺麗な子にそんなことをされるだけでも倒錯した興奮があるのに、魔法の副作用に催淫効果でもあるらしかった。やたらと敏感になって、くすぐったいような快感の電気に身悶える。
おまけに、「してあげよっか?」という問いかけによくわからず頷いたのが運の尽きで、レトラは頭が真っ白になって呻かされてしまう。
「ところでさ、この胸に入ってるのは?」
ルントゥの繊細な手が乳房を優しく揉んだ。
「これって、魔術具だよね」
あの青年に刺された「針」。
それは普通の人間の、通常なら足りない魔力を蓄積する装置。ただの人間であっても、それを埋め込めば回数は少なく連射はできずとも、弱い魔法が使えるようになるらしい。
どうしてこんなことになったのかわからないままに、レトラはルントゥの舌と唇と手指に翻弄されながら、悩ましい悦楽にたゆたっていた。
「あいつ、遍歴剣闘士で、賭け試合で人間の奴隷解放したり村の税金軽減や借金の割引させるために、ずっと代理で依頼受けて戦ってるの」
ルントゥの言う「あいつ」とはラルティのこと。
夜道を屋敷に向かう道で雑談に語り聞かせてくれたこと。クラフトマンも、すぐに魔術で傷が治ってごく普通に歩きながら興味深げに耳を傾けている。レトラはラルティのやっていることが人間の勇者みたいな冒険と戦いだと知って驚いているばかりだった。
「面白がって、見世物で野放しされてたけど。でもそろそろ危険視する声が大きくなって。だから逃げた方が良いってことで、お別れ前に一回くらい「吸って」みようかなって」
「ラルティさんが好きなんですか?」
「はあ? あのけだものみたいなのか? 「一回くらいトラやライオンの肉食べてみよっかなー」とかと変わらないって。あいつの試合は見てて面白いから、普段は闘技場見物なんかしないけど珍しく何回も見てきて楽しめたし」
ルントゥは口をへの字にして片眉を上げる。
「人間がチャラい性根腐った魔族をぶちのめすのなんて、めったに見れない。同じ魔族でも、嫌な奴らって多いから。大嫌いな奴を二人もぶっ殺してくれたから、ちょっとくらい味見のついでにサービスしてお尻とかくらい触らせてやってもかまいやしない。あんな人間の男どもなんかが好きなお母様って変態。魔族でもよくある悪趣味な遊びだけど、男だったらともかく、魔族の女で人間子供まで産むのは珍しいもの」
ひょっとしたらデリケートなことを慌てて思いつきで口にしてしまったのかもしれない。ラルティとの感情だけでなく、母親や出自と血筋への葛藤や苦悩でもあるのだろうか。ルントゥは親指の爪を噛んでいた。
「私の父親、人間らしいけどねえ。あんなだったのかなーとかって。あ、そうだ! でもさ、私は人間でも女の人や子供はそんなに嫌いじゃないよ」
ルントゥは指先で、レトラの胸元を突っつく。
「あとで吸ってあげる。血を吸ったり齧るんじゃないから安心して。けっこう「好き」って子が多い、私に吸われるのは「気持ちいい」んだってさ。私も、そういう顔見るの楽しいし」
「え、あ。はい」
「「男よりイイ」ってさ。あなたって男の経験は?」
「な、ないですけど」
「エクスタシーは? 自分では?」
「……」
「女同士も、けっこう良かったりするよ」
「……そ、そうなんですか?」
「よく、吸ったついでにねだられる」
話が危うい方に転がり出す。魔族は貞操観念がおかしいというのはよく聞くことだった。二人と一緒に家路へ歩くクラフトマンはわざと聞こえていないふりしてそうだった。
(4)
それは経験したことのない快楽だった。
ルントゥの魔法で、生まれて初めて母乳を分泌させられ、しかも猫のように舐め吸われる。こんな綺麗な子にそんなことをされるだけでも倒錯した興奮があるのに、魔法の副作用に催淫効果でもあるらしかった。やたらと敏感になって、くすぐったいような快感の電気に身悶える。
おまけに、「してあげよっか?」という問いかけによくわからず頷いたのが運の尽きで、レトラは頭が真っ白になって呻かされてしまう。
「ところでさ、この胸に入ってるのは?」
ルントゥの繊細な手が乳房を優しく揉んだ。
「これって、魔術具だよね」
あの青年に刺された「針」。
それは普通の人間の、通常なら足りない魔力を蓄積する装置。ただの人間であっても、それを埋め込めば回数は少なく連射はできずとも、弱い魔法が使えるようになるらしい。
どうしてこんなことになったのかわからないままに、レトラはルントゥの舌と唇と手指に翻弄されながら、悩ましい悦楽にたゆたっていた。