配信終了後、幼馴染実況者の本性が悪すぎる
「ではでは……!!ゲームもクリアしたところで、SNSでも告知してましたが、
なぎふぅからお知らせです……!!」
私は胸を躍らせながら、言葉を続ける。
「なんと、なぎふぅ。
ついに……グッズ販売をスタートします!!」
《おおおお〜〜〜!!!》
《きたーーーー!!》
《嬉しい嬉しい!!まってたよ〜!》
コメント欄が一気に沸く。
「では、グッズ紹介をナギさんからお願いします!!」
『りょーかい。
今回は、要望の多かったアクキーと缶バッジを四種類ずつ作りました』
凪の言葉と共に、画面にグッズ写真を映し出す。
《まって、まって。めちゃくちゃ可愛い!!》
《ナギくんグッズ絶対買う!!》
《キャラデザ最高すぎるーーー!》
《ウサ耳ヘッドフォンフウちゃん可愛すぎる》
『受注生産なんで、期間内に予約してもらえれば確実に届きます』
《最高…!》
《受注生産たすかる!!》
『ちなみに、今回のキャラデザはフウちゃんが担当してくれました』
「えへへ。そうなんです!」
《えっ!これフウちゃんが考えたの!?
可愛いすぎる!!》
《センスいい!》
《ナギくんの黒猫姿さいこう!!》
コメントに凪が軽く笑う。
『俺、てっきり王子様風にマントとかつけられんのかなって思ってた』
「ふはっ。いやいや、さすがに……!!
てか、グッズ作ろうと思ってた時点で、ナギは“黒猫にしよう”って決めてたの」
『えっ、なんで?』
「凪っぽいから」
『……っ、だそうです』
照れながら私が言うと、
珍しくその照れがうつったように、凪が少しだけ言葉をつまらせた。
《ナギくん、白猫でもあってそう》
《いつか王子様コスのナギくんもみてみたい!》
《黒猫ナギくん可愛い》
《絶対買う……!!》
そんなコメントで溢れかえる。
みんなの反応に、頬が緩む。
よかった。喜んでもらえて。
時計を見ると、もういつもの配信終了時刻をとっくに過ぎていた。
あっ。そろそろ終わらなきゃ。
「予約受付開始したらまた告知します……!!なので、みんな楽しみに待っててねー!!」
『よろしくです』
《待ってまーす!!!》
《作ってくれてありがとう!!》
《なぎふぅ大好きだよ〜〜》
流れるコメントを目で追う。
「ではでは!今日の配信はここまでです!
見にきてくれてありがとう〜〜!!」
『ありがとう。また、次回』
「ばいば〜〜い!!」
そうして、いつものお決まりの締めの挨拶をした後、
マウスを動かしカーソルを『配信終了ボタン』へ合わせて、クリックした。
カチッと軽快なクリック音が部屋に小さく響いたあと。
「ふ〜〜〜」
無事グッズの事前告知も言えたことにホッとして、つい息が漏れた。
その瞬間。
『……お前最後めちゃくちゃ足引っ張ってたな』
いつも通りの配信後の凪の声がヘッドフォン越しに届く。
「はぁ!?しょうがないじゃん!!
ちょっとマウスの調子悪かったの!!」
『いや、三回やられたのは普通にお前が下手だっただろ』
「うぐっ」
『あと、機材のチェックは前々からやっとけって言っただろーが。配信中にぶっ壊れたらどうすんだ」
「ううっ」
ド正論すぎて返す言葉も出ない。
――その時。
画面の端のコメント欄が、怒涛の速度で流れていることに気づく。
え……??
書かれているコメントを見た瞬間――
血の気が引いた。
なぎふぅからお知らせです……!!」
私は胸を躍らせながら、言葉を続ける。
「なんと、なぎふぅ。
ついに……グッズ販売をスタートします!!」
《おおおお〜〜〜!!!》
《きたーーーー!!》
《嬉しい嬉しい!!まってたよ〜!》
コメント欄が一気に沸く。
「では、グッズ紹介をナギさんからお願いします!!」
『りょーかい。
今回は、要望の多かったアクキーと缶バッジを四種類ずつ作りました』
凪の言葉と共に、画面にグッズ写真を映し出す。
《まって、まって。めちゃくちゃ可愛い!!》
《ナギくんグッズ絶対買う!!》
《キャラデザ最高すぎるーーー!》
《ウサ耳ヘッドフォンフウちゃん可愛すぎる》
『受注生産なんで、期間内に予約してもらえれば確実に届きます』
《最高…!》
《受注生産たすかる!!》
『ちなみに、今回のキャラデザはフウちゃんが担当してくれました』
「えへへ。そうなんです!」
《えっ!これフウちゃんが考えたの!?
可愛いすぎる!!》
《センスいい!》
《ナギくんの黒猫姿さいこう!!》
コメントに凪が軽く笑う。
『俺、てっきり王子様風にマントとかつけられんのかなって思ってた』
「ふはっ。いやいや、さすがに……!!
てか、グッズ作ろうと思ってた時点で、ナギは“黒猫にしよう”って決めてたの」
『えっ、なんで?』
「凪っぽいから」
『……っ、だそうです』
照れながら私が言うと、
珍しくその照れがうつったように、凪が少しだけ言葉をつまらせた。
《ナギくん、白猫でもあってそう》
《いつか王子様コスのナギくんもみてみたい!》
《黒猫ナギくん可愛い》
《絶対買う……!!》
そんなコメントで溢れかえる。
みんなの反応に、頬が緩む。
よかった。喜んでもらえて。
時計を見ると、もういつもの配信終了時刻をとっくに過ぎていた。
あっ。そろそろ終わらなきゃ。
「予約受付開始したらまた告知します……!!なので、みんな楽しみに待っててねー!!」
『よろしくです』
《待ってまーす!!!》
《作ってくれてありがとう!!》
《なぎふぅ大好きだよ〜〜》
流れるコメントを目で追う。
「ではでは!今日の配信はここまでです!
見にきてくれてありがとう〜〜!!」
『ありがとう。また、次回』
「ばいば〜〜い!!」
そうして、いつものお決まりの締めの挨拶をした後、
マウスを動かしカーソルを『配信終了ボタン』へ合わせて、クリックした。
カチッと軽快なクリック音が部屋に小さく響いたあと。
「ふ〜〜〜」
無事グッズの事前告知も言えたことにホッとして、つい息が漏れた。
その瞬間。
『……お前最後めちゃくちゃ足引っ張ってたな』
いつも通りの配信後の凪の声がヘッドフォン越しに届く。
「はぁ!?しょうがないじゃん!!
ちょっとマウスの調子悪かったの!!」
『いや、三回やられたのは普通にお前が下手だっただろ』
「うぐっ」
『あと、機材のチェックは前々からやっとけって言っただろーが。配信中にぶっ壊れたらどうすんだ」
「ううっ」
ド正論すぎて返す言葉も出ない。
――その時。
画面の端のコメント欄が、怒涛の速度で流れていることに気づく。
え……??
書かれているコメントを見た瞬間――
血の気が引いた。