ソング・ツインズ
まるで電流を流されたような衝撃が体に走って動けなくなる。
肩までの栗色のくせっ毛が歌うたびに左右へ揺れる。
その顔が夢の中で見た幼い妹の顔にかぶさってきた。
もう覚えてもいないのに、なぜかその人本人だという確信めいたものが頭によぎり、心臓が早鐘を打ち始める。
昨日ミッチは顔が似ていると言っていた。
だけどまさか、歌声がこんなにもそっくりだなんて……。
ドッドッと脈打つ心臓に呼吸が苦しくなってきて、わたしはその場を逃げ出した。
後ろから聞こえ続けている歌声から逃げるように。
だけどずっと聞いていたいという矛盾した気持ちを胸に抱いて、わたしはそのまま昇降口を駆け抜けたのだった。
☆☆☆
肩までの栗色のくせっ毛が歌うたびに左右へ揺れる。
その顔が夢の中で見た幼い妹の顔にかぶさってきた。
もう覚えてもいないのに、なぜかその人本人だという確信めいたものが頭によぎり、心臓が早鐘を打ち始める。
昨日ミッチは顔が似ていると言っていた。
だけどまさか、歌声がこんなにもそっくりだなんて……。
ドッドッと脈打つ心臓に呼吸が苦しくなってきて、わたしはその場を逃げ出した。
後ろから聞こえ続けている歌声から逃げるように。
だけどずっと聞いていたいという矛盾した気持ちを胸に抱いて、わたしはそのまま昇降口を駆け抜けたのだった。
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