ソング・ツインズ
「わたしになれなんて言ってない。あんたは、あんたの歌で歌ってみればいい」
「でも……」
渋る佳苗の手首を掴んで、わたしはズンズンと来た道を引き返し始めた。
メンバーがどう言うかわからないけれど、文化祭を台無しにしないための提案くらいはしてもいいんじゃないか。
そんな気持ちだった。
佳苗を連れて大急ぎで音楽室へ戻ると、休憩中だったメンバー3人がキョトンとした表情でこちらを見た。
「この子、わたしの妹なの」
「あ、よろしくね」
突然の自己紹介に3人が目を見かわせて
「またまたぁ」
「顔が似てるからって冗談よしてよ」
「でも、やっぱり似てるね」
と、クスクス笑う。
「でも……」
渋る佳苗の手首を掴んで、わたしはズンズンと来た道を引き返し始めた。
メンバーがどう言うかわからないけれど、文化祭を台無しにしないための提案くらいはしてもいいんじゃないか。
そんな気持ちだった。
佳苗を連れて大急ぎで音楽室へ戻ると、休憩中だったメンバー3人がキョトンとした表情でこちらを見た。
「この子、わたしの妹なの」
「あ、よろしくね」
突然の自己紹介に3人が目を見かわせて
「またまたぁ」
「顔が似てるからって冗談よしてよ」
「でも、やっぱり似てるね」
と、クスクス笑う。