ソング・ツインズ
会場内から「おぉ」とため息が聞こえてくるほど、綺麗な歌声だった。
佳苗自身聞きなれているだろうJPOPやアニメソングはそつなく歌いこなせている。
それを見るとわたしの出番など最初からなかったかのように感じられる。
わたしは歌えるよ!
その場所はわたしのもの!
そう叫びたいのをグッと我慢して演奏を見守る。
そしてあっという間に4曲目になった。
「次がラストソングです。最後の曲は私たちのオリジナルソングです」
佳苗がマイクに向かって話す。
額には汗が滲んでいて、その表情はとても気持ちよさそうだ。
「曲名は……」
佳苗がそこまで言ったところで視線がぶつかった。
わたしを見て言葉を切る。
佳苗自身聞きなれているだろうJPOPやアニメソングはそつなく歌いこなせている。
それを見るとわたしの出番など最初からなかったかのように感じられる。
わたしは歌えるよ!
その場所はわたしのもの!
そう叫びたいのをグッと我慢して演奏を見守る。
そしてあっという間に4曲目になった。
「次がラストソングです。最後の曲は私たちのオリジナルソングです」
佳苗がマイクに向かって話す。
額には汗が滲んでいて、その表情はとても気持ちよさそうだ。
「曲名は……」
佳苗がそこまで言ったところで視線がぶつかった。
わたしを見て言葉を切る。