ソング・ツインズ
佳苗がわたしの手を強く握り締めてきた。
「だから今日は家族が揃った記念日だね」
ニコッと微笑むその表情につられて笑顔になった。
そっか、わたしたち家族はまた再会することができたんだ。
「ごめーん! もう一本マイクがあったんだけど、なんだか調子が悪くて使えないみたい」
ステージの袖からスタッフをしてくれている生徒が申し訳なさそうな顔をのぞかせる。
ステージの上、あるのはスタンドマイク一本。
わたしは佳苗と視線を見かわせてプッと吹き出した。
それもいいかもしれない。
双子のわたしたちに相応しいシチュエーションだ。
「「じゃあいきます。これがラストソング『明るい明日へ』聞いてください」」
「だから今日は家族が揃った記念日だね」
ニコッと微笑むその表情につられて笑顔になった。
そっか、わたしたち家族はまた再会することができたんだ。
「ごめーん! もう一本マイクがあったんだけど、なんだか調子が悪くて使えないみたい」
ステージの袖からスタッフをしてくれている生徒が申し訳なさそうな顔をのぞかせる。
ステージの上、あるのはスタンドマイク一本。
わたしは佳苗と視線を見かわせてプッと吹き出した。
それもいいかもしれない。
双子のわたしたちに相応しいシチュエーションだ。
「「じゃあいきます。これがラストソング『明るい明日へ』聞いてください」」