腹黒策士な弁護士が甘い王子様の仮面を被ってモブの私を誘惑してきます
萌音の手料理を堪能してから、ふたりで片付けをした。
その後、リビングのソファーに並んで座りながら、土産として持参したロールケーキを食べ出した。
「んー、美味しい。スポンジのきめ細やかさとしっとり感がたまらないです!」
萌音が片手を頬に置きながら何度も小さく頷き、夢中で食べている。
どうやらお気に召したようだ。
「ここのロールケーキって確か開店直後に売り切れるからめったに買えないんですよ。だから食べられてすごく感激です! ありがとうございます」
「喜んでもらえてよかったよ」
萌音が言うようになかなか買えない代物らしいが、母がここのオーナーと仲がいいので融通を利かせてもらい、入手したことはここだけの秘密だ。
彼女が淹れてくれた紅茶のカップを取りながら、チラチラと隣に座る萌音の様子を窺う。唇の端にクリームがついているのにも気づかず、幸せそうにロールケーキを頬張る姿がなんとも愛らしい。
「萌音、ちょっとこっち向いて」
「ん?」
これは何事かと言わんばかりにケーキ皿を一旦、テーブルに置いた萌音が首を傾げながら俺を見てくる。
ああ、そういえば、さっき読んだ漫画の中に同じようなシーンがあったな。
そんなことを思い出し、萌音に少し意地悪をしたくなってしまった。
その後、リビングのソファーに並んで座りながら、土産として持参したロールケーキを食べ出した。
「んー、美味しい。スポンジのきめ細やかさとしっとり感がたまらないです!」
萌音が片手を頬に置きながら何度も小さく頷き、夢中で食べている。
どうやらお気に召したようだ。
「ここのロールケーキって確か開店直後に売り切れるからめったに買えないんですよ。だから食べられてすごく感激です! ありがとうございます」
「喜んでもらえてよかったよ」
萌音が言うようになかなか買えない代物らしいが、母がここのオーナーと仲がいいので融通を利かせてもらい、入手したことはここだけの秘密だ。
彼女が淹れてくれた紅茶のカップを取りながら、チラチラと隣に座る萌音の様子を窺う。唇の端にクリームがついているのにも気づかず、幸せそうにロールケーキを頬張る姿がなんとも愛らしい。
「萌音、ちょっとこっち向いて」
「ん?」
これは何事かと言わんばかりにケーキ皿を一旦、テーブルに置いた萌音が首を傾げながら俺を見てくる。
ああ、そういえば、さっき読んだ漫画の中に同じようなシーンがあったな。
そんなことを思い出し、萌音に少し意地悪をしたくなってしまった。