腹黒策士な弁護士が甘い王子様の仮面を被ってモブの私を誘惑してきます
「料理ができたので冷めないうちに食べませんか?」
「ああ。いただくよ」
漫画を棚に戻し、そのままリビング続きのダイニングへ。
ふたり掛けの白いダイニングテーブルの上には、彩り鮮やかな料理が並んでいた。
ミートソースパスタにサラダ、さらには野菜たっぷりのポトフまで添えられている。普段、料理をまったくしない俺にとっては、すごいのひと言である。
「これ全部、この短時間で作ったのか?」
「はい。フードプロセッサーを使うと、意外とちゃちゃっと作れるものなんですよ? 味の保証はできないですが」
フフッと笑って、萌音がグラスにお茶を注ぐ。
「紫苑さん、こっちの席にどうぞ」
彼女に促されダイニングテーブルに向かい合う形で座り、「いただきます」と手を合わせて食べ始めた。
出来立てのミートソースパスタを口に運ぶと、野菜のうま味と合いびき肉の風味が見事にマッチしていた。まったくくどさがなく、さっぱりとした口当たりだ。
「うまい」
あまりに美味しいのでつい頬が緩み、食べる速度が上がっていく。
彼女は料理上手らしい。
しっかり胃袋を掴まれ、このままここに住みたくなってしまいそうだ。
「……それならよかったです」
パスタを頬張りながら前方をみやると、うれしそうに頬を緩ませる萌音の姿がある。
婚約者のフリを頼むという無茶なお願いをした時はすごく戸惑っていた彼女だが、それから一か月半あまりが経った今では、いろんな表情をみせてくれるようになった気がする。
つまり、萌音を堕とすという俺の計画は、着実にいい方向に向かっているというわけだ。
この調子だと、彼女が堕ちるのは時間の問題かもしれない。
「ああ。いただくよ」
漫画を棚に戻し、そのままリビング続きのダイニングへ。
ふたり掛けの白いダイニングテーブルの上には、彩り鮮やかな料理が並んでいた。
ミートソースパスタにサラダ、さらには野菜たっぷりのポトフまで添えられている。普段、料理をまったくしない俺にとっては、すごいのひと言である。
「これ全部、この短時間で作ったのか?」
「はい。フードプロセッサーを使うと、意外とちゃちゃっと作れるものなんですよ? 味の保証はできないですが」
フフッと笑って、萌音がグラスにお茶を注ぐ。
「紫苑さん、こっちの席にどうぞ」
彼女に促されダイニングテーブルに向かい合う形で座り、「いただきます」と手を合わせて食べ始めた。
出来立てのミートソースパスタを口に運ぶと、野菜のうま味と合いびき肉の風味が見事にマッチしていた。まったくくどさがなく、さっぱりとした口当たりだ。
「うまい」
あまりに美味しいのでつい頬が緩み、食べる速度が上がっていく。
彼女は料理上手らしい。
しっかり胃袋を掴まれ、このままここに住みたくなってしまいそうだ。
「……それならよかったです」
パスタを頬張りながら前方をみやると、うれしそうに頬を緩ませる萌音の姿がある。
婚約者のフリを頼むという無茶なお願いをした時はすごく戸惑っていた彼女だが、それから一か月半あまりが経った今では、いろんな表情をみせてくれるようになった気がする。
つまり、萌音を堕とすという俺の計画は、着実にいい方向に向かっているというわけだ。
この調子だと、彼女が堕ちるのは時間の問題かもしれない。