お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
「俺は、情けない話だが、みのりとの関係を壊すことを恐れて、なかなか思いを伝えられなかったし、ずっと触れたいと思っても学生の君の負担になりたくなくて踏み出せずにいた……。今思えば、この一件だけではなく、君が抱かれたいって迫って来たのだって、そういった俺の意気地のない感情が君のコンプレックスを刺激し余計に悩ませていたことに繋がっていたかもしれない。だが――」


 はる君は、そこで一度言葉を切って、まっすぐに見つめてくる。


「みのりが考えているようなことは、何ひとつない。俺が好きなのは、昔からずっとみのりだけだから」


 はる君は私の額にそっと口づけ、柔らかに微笑む。

 まるで王子様みたいな仕草にドキドキしたが、彼から放たれた言葉に胸がいっぱいで何も口にできなかった。
 とめどなく涙があふれ、もう大洪水もいいところだ。


「でも、正直、だからこそ、君の話を聞いて分からないこともある。みのりがそこまで気にする理由というのかな……」


 はる君はそう続けると、私の頬を優しく撫でた。

 なんの、こと……?

 うまく話せなくて視線で尋ねると、はる君は続けた。


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