お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
声の方を見ると、はる君と瓜二つの顔立ちのその人がエレベーターから降りて、手を振りながら近づいてきた。
「陸君……! どうしてここに」
無造作に整えられたダークブラウンの髪。切れ長の大きな目に、整った眉と高く通った鼻筋。
はる君とよく似たその男性は、双子の弟であり、大道寺家の次男・陸君だった。
……そして、彼の顔を見るのは、六年前のあの日以来だ。私がふたりの会話を誤解し、そのまま一方的に姿を消した日。結局、私は陸君のことまで避け続けてしまっていた。きっと事情は、先日誤解のとけたはる君から聞いているのだろうけれど、申し訳なさのほうが先に込み上げてしまって、勝手に気まずさを覚えしまう。
「ちょうどこっちで仕事があったんだ。兄さんから、みのりちゃんを――じゃなくて、みのりちゃんもこっちに来てるって聞いたから、ご飯でもどうかなって思って来たんだけど……お邪魔だったかな?」
一瞬、何か妙な言葉が聞こえた気がしたけれど、たぶん気のせいだろう。
「陸君……! どうしてここに」
無造作に整えられたダークブラウンの髪。切れ長の大きな目に、整った眉と高く通った鼻筋。
はる君とよく似たその男性は、双子の弟であり、大道寺家の次男・陸君だった。
……そして、彼の顔を見るのは、六年前のあの日以来だ。私がふたりの会話を誤解し、そのまま一方的に姿を消した日。結局、私は陸君のことまで避け続けてしまっていた。きっと事情は、先日誤解のとけたはる君から聞いているのだろうけれど、申し訳なさのほうが先に込み上げてしまって、勝手に気まずさを覚えしまう。
「ちょうどこっちで仕事があったんだ。兄さんから、みのりちゃんを――じゃなくて、みのりちゃんもこっちに来てるって聞いたから、ご飯でもどうかなって思って来たんだけど……お邪魔だったかな?」
一瞬、何か妙な言葉が聞こえた気がしたけれど、たぶん気のせいだろう。