お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 つまり、新しい出会いをすることで、この長年心に蓄積したモヤモヤした気持ちに整理をつけ、あわよくば新しい恋をできないか、ということ。

 そして、そうすることで今後訪れるかもしれないはる君との再会も、前向きなれるんじゃないかと言ってくれているのだろう。

 いつまでも過去を引きずっている私を、心配してくれているのだ。


「ふふ、まあ、荒療治かもしれないけれど、今のままじゃ何も変わらないじゃない? 私は()()()には幸せになって欲しいから」


 〝ふたり〟という言葉にほんの少しドキリとしながらも、優梨ちゃんの気遣いに心が温かくなる。

 優梨ちゃんが出してくれた、婚活パーティーの案内用紙を手に取って改めて見つめる。

 再び恋愛をする勇気はまだないけれど……このまま立ち止まっていたって、いいことは何もないよね……?

 それに、別社イベントに参加することは勉強になる。自分が参加することに抵抗がないわけではないけど……優梨ちゃんが一緒なら――

 そう思うと、自然と心は決まった。


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